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  • 2019.05.31 Friday
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多胚性寄生蜂

先日のコマユバチはグロくて(?)好評でした.もっとこういう画像を,という要望があったので,多胚性寄生蜂のCopidosomaについて書きます.(画像のソースはリンク先より)


このハチは,キンウワバトビコバチ Copidosoma floridanumと言い,宿主であるイラクサギンウワバ Trichoplusia niなどのヤガの仲間の卵にたった1個の卵を産みつける.

copidosoma

このハチは多胚生殖というのを行なう.1つの卵からの卵割期に複数の割球がそれぞれ1個体になることによって多数のクローン個体が生じる繁殖様式だ.アルマジロも多胚生殖により1つの卵細胞から4個体を生じることが知られるが,このハチの場合は数千個体にもなる.

この写真は宿主が最終齢に達したときについには死に至らしめ,体内の数千匹のハチも蛹になる.この状態をマミーというが,こんなに酷いマミーは他に類を見ない.
copidosoma3


そして羽化時にはマミーの殻を食い破って数千匹のクローンのハチがこのように出てくる.
Copidosoma4

すでに有名な話だが,このハチのクローン幼虫の何割かは,早熟幼虫という不妊の幼虫になる.この幼虫は,発達した大顎で攻撃することができ,多種の寄生蜂との競争時に一役買っている.これとは別の大部分の幼虫は,繁殖幼虫となり,成虫にまで到達する.カースト分化機構についても最近詳しく調べられている.

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